2人兄妹とハーモニー

シンガーソングライターブームが、到来した1960年代後半から70年代半ばにかけ流行りました。そんな中、アメリカで2人の兄妹デュオがデビューしました。それが『Carpenters』です。

リチャード・カーペンターとカレン・カーペンターは、コネチカット州ニューヘイブンにて、誕生します。父は宣教師として赴任していた中学で生まれました。その後、一家は1917年にイギリスに戻り1921年にはアメリカに渡り、技術者として身を置きます。父方の祖母は美しく、歌声も大きく綺麗でした。

1965年あたりから、本格的な音学活動を開始し、ビートルズ野「エブリー・リトル・シング」やフランク・シナトラの「夜のストレンジャー」をレコーディングしました。1966年に、A&Mと契約し、1969年まで、デモテープのレコーディングを続けます。

同年、ビートルズのカバー曲「涙の乗車券」(全米54位)デビュー。1970年、『涙の乗車券』(全米150位、全英20位)をリリース。

アルバムはこれといったヒットはしませんでしたが、2人はバート・バカラックとハル・デヴィット作の「遙かなる影」(全英1位)が大ヒットし、年間ランキングでも、2位となります。ベストセラーとなったアルバム『遙かなる影』(全米1位、全英23位)から「愛のプレリュード」が全米2位、全英28位と大ヒットを記録。その年最優秀新人賞を含め、グラミー賞を2つ受賞します。年末には、「メリー・クリスマス・ダーリン」(全米1位、全英25位)をリリースします。

一連のヒットにより、カーペンタズはチャートの常連となります。1971年のヒット曲「ふたりの違い」(全米3位、全英18位)は、同名映画の主題歌として大ヒットを記録。続いてリリースされたい「雨の日と月曜日は」(全米2位、全英63位)がヒットしました。因みに、1位を阻んだのはキャロル・キングの「イッツ・トゥー・レイト」でした。

同年、レオン・ラッセル作の「スーパースター」(全米2位,全英18位)がヒット。アルバム『カーペンタズ』(全米2位、全英12位)をリリース。グラミー賞で3部門にノミネートされます。

1972年、エレキギターのサウンドを取り入れた「愛にさよならを」(全米7位,全英9位)がヒット。アルバム『ア・ソング・フォー・ユー』(全米4位、全英13位)を記録。アルバムからシングルカットされた「トップ・オブ・ザ・ワールド」(全米1位、全英5位)、「パーティング・いーチ・アザー」(全米2位)、「グッバイ・トゥー・ラブ」(全米7位、全英9位)などが大ヒットしました。

1973年に、アルバム『ナウ・アンド・ゼン」(英米2位)をリリース。シングル「シング」(全米3位)、「イエスタデイ・ワンス・モア」(英米2位)がヒット。シングル・ベスト盤『ザ・シングルス 1969〜1973』(英米1位)をリリース。1974年には、エルトン・ジョンの『カリブ』に首位を明け渡すも、トータル17週間首位を立ち続け、2008年までに700万枚を売り上げています。

1974年、「愛は夢の中に」(全米11位、全英9位』リリース。

1975年には、「プリーズ・ミスター・ポストマン」(全米1位、全英2位)がヒットを記録。アルバム『緑の地平線〜ホライゾン』(全米13位、全英1位)リリース。アルバムから続いて,「オンリー・イエスタデイ」(全米4位、全英7位)がヒットを記録。

1976年に、アルバム『見つめあう恋』(全米33位、全英3位)をリリースするも、『涙の乗車券』以来のプラチナアルバム獲得には至りませんでした。シングル「青春の輝き」(全米25位、全英36位)と大きなヒットは得られませんでした。

1977年には、実験的なアルバム『パッセージ』(全米49位、全英12位)をリリースするも、ヒット曲は生まれませんでした。シングル「星空の恋」は全英9位とヒットするも、全米では32位と振るいませんでした。

1978年、シングル・ベスト盤『ザ・シングルス 1974〜1978』(全英2位)をリリース。しかし、これ以降これといったヒットは生まれなくなります。同時期に、カレンが摂食障害を患い、アーティスト活動を一時休止しました。

1983年に、ニューヨークの病院での2カ月以上にわたる治療を経て、カレンは、13.6キログラム以上も体重を戻しましたが、長年にわたる無理なダイエットで既に彼女の体はボロボロで、心肺停止状態で発見され病院に運ばれるも、死亡を確認。享年32歳。

その後、葬儀が行われ世界が悲しみに包まれました。リチャードは、ソロ活動を開始。グループのコンピレーション・アルバムは、その都度リリースされヒットをし、現在でもその偉大さは人々を魅了しています。



にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村</p</p</p</p</p</p

2人兄妹とハーモニー」への1件のフィードバック

コメントを残す