ハード・グラム・ロック

『グラム・ロック』バンドにも亜種がいるように、『ハード・グラム・ロック』と言うようなジャンルのバンドがいます。それが、『スレイド』です。

『イン・ビトゥイーンズ』というで1966年結成。同年キム・フォーリーのプロデュースでシングルをリリースしているが、この時点では単発に終わります。

その後元アニマルズのチャス・チャンドラーに見出され、1969年、『アンブローズ・スレイド』名義でファースト・アルバム『ビギニングス』を発表。しかしながら、同作前後に発売されたシングルと同様に、チャートインすることはありませんでした。なお、このアルバムはスレイドのディスコグラフィでもファースト・アルバムとして扱われています。

ここまではビート・ロックやサイケデリック・ロックの影響下にあるサウンドを聴かせていたが、チャンドラーの指導によりイメージ改革に乗り出すこととなります。『スレイド』へ改名し、派手な衣装をまとい、ポップなメロディーに豪快かつタイトなリズムを合わせたサウンドを創出。ティーンエイジャーから厚い人気を得るようになり、1971年のシングル『だから君が好き』で全英シングルチャート1位を初めて獲得。

また、時期を同じくしてライブ・パフォーマンスに対する評価が上がり、1972年発表のライブ・アルバム『スレイド・アライブ』は全英アルバムチャート2位(全米158位)まで上昇。すかさず発表したスタジオ盤『スレイド?』は全英1位(全米68位)を獲得。以降『スレイデスト』(全英1位、全米129位)『大狂乱スレイド一座』(全英1位、全米168位)の2枚のアルバムも大ヒットしました。シングル盤『だから君が好き』(全英1位)や『恋のバック・ホーム』(全英1位、全米97位)『クレイジー・ママ』(全英1位、全米76位)『カモン!!』(全英1位、全米98位)『スクゥイーズ・ミー、プリーズ・ミー』(全英1位)『メリー・クリスマス・エヴリバディ』(全英1位」と1973年までに計6枚が大ヒット。特に『メリー・クリスマス・エヴリバディ』は、100万枚を超えるベストセラーとなります。

1974年にバンド主演の映画『スレイド・イン・フレイム』の制作を開始。映画はスレイドをはじめとしたバンドの間で起こった音楽業界での出来事に基づいた内容でした。映画のサウンドトラック盤からの先行シングルとして発売された『ファー・アウェイ』は、全英シングルチャートで最高位2位を獲得し、ノルウェーのチャートでも上位にチャートインしました。同作はホルダーのお気に入りの楽曲ともなりました。サウンドトラック盤『狂乱の炎』(全英6位、全米93位)が発売され、多くの批評家から肯定的な評価を得た一方、翌年公開された映画は芳しい成果は得られませんでした。

1975年に入ると、『T・レックス』や『デヴィッド・ボウイ』、『スウィート』、『スージー・クアトロ』などと並ぶ人気ミュージシャンになり、圧倒的な人気に乗りアメリカ進出も目論むが、芳しい成果は得られないまま終わります。イギリス国内においても、映画のテーマ曲「ハウ・ダズ・イット・フィール」が1975年にシングルとして発売されるも、シングルチャートでは最高位15位と、チャートアクションが鈍り始めました。

1977年にはポリドールとの契約も切られ、チャンドラーとも意見の相違から決別することとなりまはし。同時にスレイドのサウンドと相対する面があるパンク・ロック全盛の時代においては、しばらく低迷を味わうことになりました。

1980年にパンクのブームが終わり、『NWOBHM』の勢いが増すと、スレイド自体も徐々に人気を取り戻し、レディング・フェスティバルでの演奏も高く評価され、再びシングルがチャート上位に顔を出すようになります。

そしてスレイドの復活を決定的にしたのは、1983年にクワイエット・ライオットが「カモン!!」をカヴァーして大ヒットさせたことでした。これによりオリジナルのスレイドへの注目度が上がり、『マイ・オー・マイ』(全英2位、全米37位)『ラン・ラン・アウェイ』(全英7位、全米20位)が大ヒット。同地では1970年代を超える成功を収めました。

1992年、ホルダーがバンド内における議論や不満に嫌気が差したことにより脱退。同時にホルダーがスレイドにとって不可欠なメンバーだとしていたリーも脱退したことにより、23年間の活動を終えました。この間一度もメンバー交代を行われやせんでしたが、それから間もなくして、残ったパウエルとヒルが新メンバーを迎え、『スレイドII』を結成。

2002年にバンド名を「スレイド」にを戻し、アルバム『キープ・オン・ロッキン』を新曲を追加し、タイトルを「Cumon Let’s Party」に改題して発売されました。

2005年にスレイドII結成時からのボーカリストであるスティーヴ・ウァーリーが脱退し、入れ替わりでマル・マクナルティが加入。コンピレーション・アルバム『ヴェリー・ベスト・オブ・スレイド』を発売し、全英アルバムチャートで最高39位を獲得。同年にはミュージック・ビデオ集も発売されました。

2006年にサルーボ・レコードよりボックス・セット『The Slade Box – Four CD box anthology 1969-91』とライブ・アルバム『スレイド・アライヴ』(全英191位)が発売されました。また、同年から2007年にかけてサルーボ・レコードよりオリジナル・アルバムのリマスター盤が発売され、日本で発売された一部のリマスター盤にボーナス・トラックが追加収録されました。

2020年、パウエルがヒルによってバンドを解雇されたことを告白。同時に公式サイト上でドンは、元メンバーのクレイグ・フェニーとともに「ドン・パウエルズ・スレイド」を結成してスレイドの楽曲を演奏することを発表しました。

『グラム・ロック』‼️奥が深い‼️‼️‼️次回も、お楽しみに^_^

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