1980年代後半のイギリスは、アメリカのグランジというジャンルの音楽が流行していた。
しかし、イギリスではそれなりに当時流行っていたジャンルもありました。
それは、マンチェスター・サウンド(Manchester)というブームです。
人気のバンドは、ザ・ストーンローゼス、ハッピー・マンデーズ、インスパイラル・カーペツなどです。
ただ、それはあくまでもイギリス国内だけでブームとなったもので、世界的な爆発的なものとはなりませんでした。
その後、現れたのかブラー、スウェード、マニック・ストリート・プリーチャーズなどが現れ、ヨーロッパでも人気を博しました。
中でも一番、ブレイクしたのがノエルとリアムのギャラガー兄弟率いるOasis(オアシス)でしょう。
弟のリアムがリードボーカルで、兄ノエルはリードギターとバックボーカル。
もちろんノエルは、リードボーカルも行いました。
そんなオアシスは、1991年にマンチェスターで結成。
当時は、ノエルは加入していませんでしたが、ライブを見に行った時に、リアムに「俺がバンドを変えてやる。作曲も俺がやる」と、宣言して加入。
他のメンバーは、サイトギター、ポール・ “ボーンヘッド” ・アーサーズ、ベース、ポール・ “ギグジー” ・マッギーガン、ドラムス、トニー・マッキャロルでした。
1994年デビュー。デビューシングル『スーパーソニック』が、全英インディーズチャートで1位を獲得。総合チャートでも31位を記録しました。
ブレイクのきっかけは、3作目シングル『リブ・フォーエバー』が全英チャートで10位にランクインしたことです。
その後、同年にアルバム『オアシス(Definitely Maybe)』を発表。全英アルバムチャートで1位を獲得。全世界で800万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
同年には、5枚目となるシングル『ホワットエバー』が、全英3位となり人気を確実なものとします。
この任期を完全に不動にしたのが、翌95年に発売された『モーニング・グローリー((What’s the Story) Morning Glory?)』です。
このアルバムが、全英でトータル20週に渡って1位を独占。全世界で、2500万枚のモンスターアルバムになります。シングルとしても『ワンダー・ウォール』が全英2位、『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』が1位を獲得。
また、『ワンダー・ウォール』は全米でも8位にランクイン。グラミー賞にもノミネートされた、アルバムも全米4位まで上昇します。
翌年のブリットアウォードで賞を総なめします。
そして、1年半の期間を開け、『ドゥ・ユー・ノウ・ワット・アイ・ミーン?』をリードシングルとして発表。
全英1位を獲得しますが、その後発表された『ビー・ヒア・ナウ(Be Here Now)』が1位を獲得したものの、賛否両論となりました(因みに、全米2位を獲得しています)。
その後、メンバーチェンジを経て、バンド活動を継続していきましたが、2009年にノエルがバンドを脱退。
残ったメンバーは、リアムを中心に『ビーディー・アイ』を結成しますが、振るわずその後解散。
ノエルは、ソロプロジェクト『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』を始動。
彼らの存在は、後々イギリスのバンドへ大きな影響を与えています。


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