1970年代ドイツを中心としたヨーロッパで発展した『クラウトロック』これは『テクノポップ(正式名称:シンセポップ)』と呼ばれるようになり、後のニー・ウェーブの礎となりました。
日本にその波は、押し寄せました。リーダーは、元はっぴえんどの細野晴臣(ベース)、元サディスティック・ミカ・バンドの高橋幸宏(ドラムス)、スタジオミュージシャンとして活動していた坂本龍一(キーボード)の 3人は、『イエロー・マジック・オーケストラ(YMO』のです。
YMO結成以前、細野は、ドラムスの林立夫、シンガーのマナと共に自身の『イエロー・マジック・カーニヴァル』をカヴァーするというユニットを構想していましました。だがこれが実現すせず、続いて細野は林と佐藤博のユニットでマーティン・デニー「ファイアクラッカー」をカヴァーすることを構想するが、これも佐藤が渡米したため実現しませんでした。細野は、当時のマネージャーに人選を依頼し、坂本龍一を推薦されます。
1978年に行われた細野のソロアルバム『はらいそ』に収録される「ファム・ファタール」のレコーディングの際に、坂本龍一、高橋幸宏の2人に、初めて 3人で顔お合わせることとなります。
それまでにも細野と坂本は1975年、大瀧詠一のアルパム『NIAGARA MOON』の録音時に顔合わせをしており、1976年には細野が『ティン・パン・アレー』のツアーのサポートメンバーとして坂本を起用するという関係でした。1976年、細野のアルバム『泰安洋行』リリース時のライブでは坂本と共に「ファイアクラッカー」を演奏しています。一方、髙橋と細野は学生時代からの旧知の仲でしたが、ミュージシャンとして交流は『サディスティック・ミカ・バンド』が1975年のライブに出演した際、小原礼の代役として細野が演奏したことが一度だけありました。
1978年『YMO』としてのレコーディングを開始。同年、デビュー・アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』(69位)をアルファレコードからリリース。しかし、鳴かず飛ばずの状態となります。しかし、アルファレコードは、アメリカのA&Mレコードと業務提携しており、ライブの模様が社長のトミー・リピューマの目に留まり、全米デビューが決まったとされていますが、それより先に決まっていたと言われています。
1979年、デビュー・アルバムをアメリカのマーケット向けにリミックスしたアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ(米国盤)』(オリコン20位、全米81位)をA&Mレコード傘下のトミーの自己レーベル、ホライゾン・レコードからリリース。これがアメリカでヒット。日本でも注目を集めるようになります。
同年、2作目のアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』(1位)をリリース。日本国内の売り上げは100万枚を超える大ヒットとなり、その名を幅広い層に浸透させることに成功させます。同アルバムからシングル「テクノポリス」(9位)「ライディーン」(15位)はヒットを記録し、YMOのパブリック・イメージとなります。また、当日流行っています『竹の子族』のイメージソングに「ライディーン」が使われたことにより、YMOの名はさらに知られることとなり、彼らの髪がは『テクノカット』と呼ばれ大ブレイクします。
1981年はYMOにとって転換期となります。5作目となるアルバム『BGM』(2位)をリリース。当時、開発されたばかりであったデジタルのMTR(マルチ・トラック・レコーダー)を駆使したこのアルバムは非常に実験的なアルパムであり、それまでの耳に馴染みの良いポップ志向のスタイルから一転、”暗く思い”ヨーロッパ志向かつ、ニュー・ウェーヴ色の強いエレクトリックサウンドを展開します。しかし、「ライディーン」的なサウンドを求めていた評論家やファンからは不評とされ、セールス的にも前作を下回ります。
同年には、『BGM』とはまた趣向の異なる実験的なアルバム『テクノデリック』(4位)をリリース。当時としては最先端のサンプリング・マシーンを駆使し、金属音や人間の声をサンプリングし、加工して使われたサウンドが、その後の世界のミュージシャンに多大なる影響を与えることになります。
その後、個々にソロ活動を並行して、バンドとしては、1983年、カネボウ化粧品CMタイアップ曲「君に、胸キュン。」(2位)でYMOとしての活動を再開。7作目となる『浮気な僕ら』(1位)、8作目となる『サーヴィス』(5位)をリリース。
その後、音楽雑誌「GORO」のインタビューで正式に「散開(解散)」を発表。細野と高橋は、『スネイクマン・ショー』を、坂本はソロ活動をそれぞれ開始します。その後、「再生(再結成)」をし、1993年『テクノドン』(2位)をリリース。シングル「ポケットが虹でいっぱい」(13位)、「ビー・ア・スーパーマン」(76位)がヒット。
その後も、度々再結成を続けながら活躍しています。

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YMOの「ライディーン」今聴いても新しい感じがします。
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